11月【 November 】

シトリン
Citrine

果実のシトロンに由来マデイラ島のワインの色合いを持つ。天然の希少な鉱物。

シトリンは黄色の石英の事であり、和名で黄水晶と呼ばれています。シトリンの歴史は古く、果実のシトロン(citron)の実の色に由来していると言われています。ほとんどのシトリンは通常アメシストを加熱処理をすることによって黄色に改変されており、天然の色のシトリンは大変貴重です。商業的にレモン・クォーツと呼ばれている黄色い水晶がありますが色調が異なりシトリンとは呼ばれません。トパーズに見かけの色や外観が似ているためシトリン・トパーズと誤った名称で呼ばれていたことがあります。また美しく濃い色合いものをマデイラ・シトリンの名で流通されています。

トパーズ
Topaz

心の秘めた灯(ともしび)暖炉で温かく燃え上がる炎の色合い。探求心が強く燃える心を持つ。

トパーズの歴史は古く紅海のトパソス島Topasosに因む説と、輝きが強いことからサンスクリット語で火を意味するTapaと、ギリシャ語で探し求めるを意味するTopazosに由来する説があります。トパーズは一般的に黄色が良く知られており、和名では黄玉と呼ばれています。黄色以外にもブルー、ピンク、ゴールデン、シェリーカラー(インペリアルトパーズ)などがあります。特にインペリアルトパーズは稀産です。